シュトーレン&ベラベッカ☆ル・シュクレ・クール
明日は、クリスマス焼き菓子をいっぱい食べる会だというのに・・・
なんだか今年はついついフライングしちゃって
すでにいくつ食べたかしら~^^;
ル・シュクレ・クールさんのシュトーレン&ベラベッカ
お一人様各限定2本ずつの貴重な逸品☆
ブーランジェリーで、こんなに本格的な両者が
販売されているお店って少ないですよね。
シェフも毎年、とっても力を入れてらっしゃる渾身の逸品なんです(*^^*)☆
シュトーレン
もともとはドイツのクリスマス菓子ですが
フランスでも北部、特にアルザス地方でポピュラーな
クリスマスのお菓子がこのシュトーレン。
真っ白い独特な形は、毛布にくるまれた
生まれたてのキリストの姿を表しているとか。
食べ頃は焼き上がり1週間~1ヶ月。
食べながらクリスマスを待ちわびるお菓子。
少しずつスライスしながらいただくと
次第に熟成していく味の変化を楽しむことができるんですよね(*^^*)☆
スライスすると・・・大粒のフィリングがぎっしり!
シャンパンに漬け込んだドライイチゴとカシューナッツのシンプルな構成。
そこにホワイトチョコとピスタチオ、
香りにオレンジのコンサントレ、スパイスは、ナツメグと白胡椒、カルダモン。
シャンパン漬けの苺やコンサントレ・・・なんてエレガントなのかしら!
カットした瞬間に 熟成された香りがふわ~っ。
たっぷりのフィリングを包み込みこんだ
小麦粉の生地が、発酵・熟成した香り・・・
岩永シェフ曰く、今年は疲れきっていたからか
出来上がりはとってもファニーな感じだそう(笑)
マジパン入りの重厚なテクスチャーではなく
パンのような軽い、癒し系の仕上がりになっているんです♪
噛みしめると・・・
まず表面を包むねっちりとしたお砂糖の甘味が広がり
苺の甘酸っぱさ、ホワイトチョコの甘み、ナッツの香ばしさ、
熟成した粉の旨みが、後から後から広がってきます。
そして、オレンジのコンサントレ、スパイスの馨しい香りの余韻が・・・
クリスマスを祝福するかのような、
リッチでエレガントな風味と薫りのハーモニー(*^^*)♪
全体がお口の中で混ざりあうと・・・
全くパサツキ感のないしっとりとした食感。
思わず笑顔がこぼれちゃいます。
私は断然じ~っくり熟成させたテイストが好き(*^^*)♡
ベラベッカ
ベラベッカはフランス北西部、アルザス地方で
古くから愛されるシュトーレンと並ぶ
クリスマスからお正月にかけてのお菓子。
アルザス語で「洋なしのパン」という意味なんです。
アプリコット、いちじく、プラム、レーズン、洋なし
オレンジ、ピスタチオ、くるみを練りこんだ
年間を通したシュクレさんのパンの中でも
最もスペシャルな一品なんですって(*^^*)/
さらに上には大きくカットした、フランス産プラム、
トルコ産セミドライアプリコット、大粒のいちじくをトッピング!
ラップで包んであってもこんなにジューが染み出してきて
エピスの複雑で馨しい香りが・・・
パン生地はつなぎ程度なので
ドライフルーツの風味をそのまま味わうようなスイーツ感覚のパン。
でも、このねっちり、ぐぢゅっとした食感は
あんまり他のお菓子にはない感覚なんです。
アニスやシナモンなどのエピス、リキュールの香りが
甘く、スパイシーな馨しい香りをはなち、
お口の中で刻々とその風味と香りが変化していきます・・・
な~んて奥深い大人テイストなのかしら!
ちびちびと、ワインと一緒に食べる感じがお洒落ですよね(*^^*)☆
私は・・・フルーツの香りを引き立てるお紅茶と一緒に!
でも、あまりの美味しさにちびちび食べることができませんでした★
本とに、病み付きになっちゃう美味しさです♪
この数年、両方を食べ比べて感じたのは・・・
私はシュトーレンよりベラベッカ派みたい(*^^*)♡
セミドライフルーツ&エピスって病みつきになっちゃうんですよね
視覚よりも味覚よりも・・・嗅覚を攻めてきちゃうお菓子です!
ではでは、シュトーレン2本、ベラベッカ4本
コンフィチュールノエル2本を携えて上京します!
楽しみに待っててくださいね~(*^^*)/
店名:Le Suvre-Coeur (ル・シュクレ・クール )
住所:大阪府吹田市岸部北5-20-3
電話番号:06 - 6384 - 7901
定休日:水曜、木曜日
営業時間:8:00~19:00
by yukichocolat | 2007-12-21 00:00 | パン・カフェ(大阪)