ポワソン・ダブリルと桜の集い -1
3月の上京のメインテーマは、
幸せのケーキ共和国&並木麻輝子先生の共催イベント
第3回、ポワソン・ダブリルと桜の集いに参加すること!
1、2回目はお写真だけ拝見して、涙をのんでいたので、
去年の4/1から絶対に次回は参加する!って心に決めてたんです!
残念ながら関西では、あまり浸透していないイベントなので
ちょっとだけ、ポワソン・ダブリルの説明をさせていただきますね。
(並木先生の講義より・・・)
4月1日は、何の日でしょう? エープリルフールですよね。
この日はちょっとした嘘をついても許される日として知られています。
フランスではこの日を、ポワソン・ダブリルと言います。
ポワソン=魚、ダブリル=4月、つまり4月の魚を意味しています。
この日には、お魚をモチーフにしたパイやチョコレートが食べられたり、
上司や先生の背中に、こっそり魚の絵を描いた紙を貼り付けたり
なんて悪戯をしたりするそう。
でもなぜ、この日にお魚なんだろう?という素朴な疑問を抱きますよね。
これには諸説あるらしいのですが・・・先生のお気に入りは、
昔フランスでは、4月1日が新年だったんですが、
16世紀にシャルル9世が、新年を1月1日に変更。
しかし変更後も、4月1日に見せ掛けの新年の贈り物をする習慣が残り、
それがいつしか、人をだますための贈り物になったという説。
ではなぜその贈り物がお魚かと言うと・・・
ここで言う魚はサバのことで、サバはあまり頭が良くなく、
4月になると誰でも簡単に釣ることができるので
4月1日にこれを食べさせられた人を、
4月の魚と呼ぶようになったからなんですって。
このようなポワソン・ダブリルの由来を通じて、
フランスの伝統行事、伝統菓子の魅力を学び、楽しみ、
そして美味しくいただける楽しいイベントでした(*^^*)♪
見た目が美しく、インパクトのあるお魚型のお菓子なので
もっともっと、たくさんの方に知っていただいて、
4月1日には、たくさんのお菓子屋さんに並ぶようになればいいですね♪
ではでは、今回は本とに簡単に、お写真だけ!
(って毎回言ってるような気がしますが・・・(笑))
●リリエンベルグ
こちらは、最もベーシックなひらめ型の苺バージョン。
パイ生地の中はパティシエールで、
苺は、高松の女峰を使っているそう。
お茶目なお目目は、マジパン&チョコ製です。
こちらが、フィユタージュ、パティシエール、苺というポワソンの基本形。
食感&甘味、酸味、バターの香りのハーモニーが絶妙で、
シンプルながら、とっても美味しい♪
●リリエンベルグ
こちらは、リリエンベルグのカスタマイズ版。
ひらめのフリュイバージョンです。
マジパン細工を見ていつも思うことなんだけど、
目の表情で、可愛さの95%が決まっちゃいますよね~(*^^*)♪
パイ生地のお口の形も含めて、リリエンベルグさんのポワソンは
ちょっぴりおどけた、チャーミングな表情ですね。
●リリエンベルグ
さらに、リリエンベルグのカスタマイズ版
かつおの苺バージョンです。
ひらめよりもスッキリ、スリムBODY!
かつおの方が、本来ポワソンの意味するところの
サバに近いフォルムだけど・・・ひらめの方が可愛いかな^^;
でも、苺の向きを上下逆さまにするだけで、全く雰囲気が違ってくるんですね。
ウロコを表現する真っ赤な苺が、艶々で美しい~☆
ちっちゃくて、キュートなプチポワッソンもつけてくださいました。
●ア・ポワン
ア・ポワンさんの定番で、毎年だされる苺のポワッソン。
とってもゴージャスなビジュアルですね☆
羽のように大きく開いたフィユタージュの中には、
心臓に見立てたハートのブリゼと、色とりどりのフルーツ♪
お口に苺をくわえた姿がチャーミング♡
ミルクの入ったサクサクのフィユタージュの上に
シャンティ、ジェノワーズを 重ね、
その上に、クレームパティシエールに
シャンティを合わせたクリームを。
このクリームは、ア・ポワンさんの人気商品
シュークリームと同じクリームで、
1日寝かしたパティシエールに半量のシャンティをあわせたもの。
とってもミルキーで、私も本とに大好きなクリームなんです(*^^*)♡
形はユニークだけど、味はオーソドックスなひらめちゃん。
毎年こんな解体図がついているそうで
ひらめちゃんが5枚おろしにされちゃってます(ちょっと怖いかも・・・^^;)
ア・ポワンさんでは、ポワソンダブリルの販売時期を過ぎても、
作って頂けるようなので、今度はもう少したっぷり堪能してみたいなぁ♡
(今回は16等分だったので・・・)
つづきます・・・
by yukichocolat | 2008-04-21 00:00 | イベント・催事(東京)