週末限定だったお菓子が・・・☆ラ・ピエール・ブランシュ
でも、一番良い状態のチョコレートを一番美味しく召し上がっていただきたい
というシェフのお考えで、夏季の間はチョコレートの製造と販売は休止。
“フルーツに旬があるように、お菓子もその季節でシンプル&ナチュラルに考えればそうなる!と白岩シェフは常々おっしゃいます。
一番美味しく感じられるものを食べていただく。
チョコレートも同じ。
本当に美味しいと感じられる気候や環境の中で、
最も良い状態の最も美味しいチョコレートを
召し上がっていただくのがチョコレート職人の仕事。
そうできない季節には、チョコレートは作らない、売らない。”
でもその代わりに?週末限定だったフランスの伝統菓子が
平日にも登場してたんです(*^^*)♪
カヌレ
ボルドーの銘菓で、ガロンヌ河流域の修道院で作られたのが起源。
蜜蝋を塗った溝のついた銅製型で焼成。
今まで私が食べたカヌレの中で一番好きな食感かも~(*^^*)/
黒っぽいキャラメル色になるまでしっかりと焼きこまれた生地は
表面はカリッというより・・・ガリガリッツっと香ばしく
中はレアでもっちりした食感のカスタード。ラム酒の香りがふうわり。
ガリッ、サクッ、クニュッという食感のコントラストが絶妙♪
甘さ控えめでラム酒の薫り高い、ちょっぴり大人テイストのカヌレ。
プリュノー・フーレ
例えば神戸牛、丹波栗etc…というように
素材には産地名のついたブランドがありますが・・・
プルーンの名産地といえばアジャンなんですって。
アジャン産最高級セミドライプルーンの種を抜き、果肉を取り出し
クリーム状にし、また実の中に絞ったのがプリュノー・フーレ。
こんなコンフィズリーがあるなんて、私も初めて知ったのですが・・・
アジャンでは高級な贈答品として、マロングラッセのように
綺麗な缶に詰められて売られているんだそう。
本当に綺麗ですものね・・・キラキラ煌く大きな宝石のよう☆
プルーン、砂糖、水飴のみで作られているので
中のクリームはまるで、酸味のある餡のようなコクのある味わい。
ねっちり、じわ~っと美味しさが広がっていきます。
洋菓子のような、和菓子のような不思議な風合い・・・
ひとつひとつ丁寧に手作りされた感のある、貴重なコンフィズリー。
パン・ド・エピス
ディジョンの伝統菓子。色々なルセットがあるそうですが、PBさんでは
薄力粉とライ麦を半々、蜂蜜、シナモン、クローブ、ジンジャー、カルダモンの
スパイスを加えているちょうどパンとケーキの間のようなお菓子。
香りは・・・ジンジャーブレッドのよう。
そのまま食べるとしっとり・・・ジンジャーの辛味がまず舌にあたります。
ちょっと焼くと・・・辛味がまあるくマイルドに。
是非薄くスライスしてトーストし、バターやブルーチーズとご一緒に!
あらためて・・・私スパイスの効いたお菓子やパンって好きなんだわ~(*^^*)♪
(パンに顔をくっつけて深呼吸しちゃいました(^^;)
伝統菓子以外にも色んな焼き菓子が・・・つづきます・・・
店名 : ショコラティエ ラ・ピエール・ブランシュ
住所 : 兵庫県神戸市中央区北長狭通3-2-17
TEL : 078-321-0012
営業時間 : 10:00~20:00(喫茶19:30)
定休日 : 火曜日(7月は月・火曜日)
by yukichocolat | 2007-07-22 00:00 | sweets(兵庫)