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絞りたてモンブランのアントルメ☆アルチザン・イタバシ

昨年、東京の皆さんが結城のイタバシ&宇都宮のクロッシュ
にスイーツツアーをしてらっしゃるレポを見て
絞りたてモンブランのアントルメ☆アルチザン・イタバシ_e0120402_14551396.gif私も来年は行きたいな~と思ってたんだけど・・・
今年は無事、このツアーに合わせて上京することができました!
(でも実は結城と宇都宮って遠いんですね^^;
 距離感がなくて、かえって幸せだったかも・・・)


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緑に囲まれた、まるでオーベルジュのような素敵な雰囲気。
この日は急に冷えこみ、さらに冷たい雨までも・・・
(32℃で関西を出発した私にとって、17℃の雨はこたえました)

でも、高い天井も、ウッデイな家具も、素敵な調度品も絞りたてモンブランのアントルメ☆アルチザン・イタバシ_e0120402_14572599.gif
そして、毎週生けていただいているというフラワーアレンジメントも
なんて素敵なんでしょう(*^^*)☆
光がいっぱいにあふれ、温かみが感じられる
トータルコーディネートされた空間。
お店に一歩入った瞬間に、
シェフのセンスの素晴らしさが伝わってきました!

こちらのお店で、いただけるのは・・・東京まで持ち運ぶのも困難な
持ち歩き時間にも制限のある、絞りたてモンブラン。
どんなモンブランが登場するんだろう・・・と期待が高まりつつも
それだけですむ皆さんではありませんよね^^;




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大人の皆さんは、お薦めメニューのスペシャルデザートのプレートを。
そして子供ちゃんには、シェフがこんなに可愛らしい
熊ちゃん模様のプレートを用意してくださいました(*^^*)☆

このプレートだと、まず巨峰と白ワインのゼリーから
って思いますよね。
絞りたてモンブランのアントルメ☆アルチザン・イタバシ_e0120402_14594228.gifでも・・・かなりしっかりと白ワインが^^;(後でいただこう・・)

真っ白なアーモンドのブランマンジェに、
色とりどりのフルーツとクリームをサンドしたダコワーズ。
お店の雰囲気にぴったりの、ナチュラルなフォルム。
あ~、でも美味しい(*^^*)♪
シンプルながら、とっても丁寧なお仕事が感じられるお味♡



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本来は、メインのプチガトーには
この新栗の絞りたてモンブランがのるはずなんですが・・・
私たちにはこの後、スペシャルアントルメが控えているということで
それぞれ気になっているほかのプチ・ガトーにかえていただけることに。
(お気遣いいただき、ありがとうございました。
 でも、このモンブランのプチ・ガトーも食べておけば良かったな^^;)

私がセレクトした無花果のタルトには、なんと無花果が3個分も!
トッピングのフレッシュの無花果だけでなく
中にもた~っぷりと焼きこまれているんです。
絞りたてモンブランのアントルメ☆アルチザン・イタバシ_e0120402_1512247.gifタルト生地のサクッと感、ダマンドのしっとり感、
無花果のとろ~ん、ぷちぷち感のコントラストが素敵☆
他の方のケーキも、ちょこっとずつお味見させていただいて
このプレートだけでもかなり満足だったんだけど・・・



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さぁ、本日の主役、モンブランアントルメの登場です(*^^*)/
こちらでは、マロンクリームを絞るのに
和菓子に使う、小田巻という道具を使ってらっしゃるんですって。
パティスリーでよく見かける、ステンレスの
バズーカ砲のような道具とは、だいぶ趣が・・・

マロンクリームは、筒の長さの円柱形に成型されていて
それを玉を込めるように1個ずつ詰めては、絞りだすんです。絞りたてモンブランのアントルメ☆アルチザン・イタバシ_e0120402_1525727.gif
絞っては形を整え、また絞っては・・・
このアントルメに合計何個使われたのかしら?



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マロンクリームを絞ってらっしゃる板橋シェフのお隣では
スーシェフの方が、飴細工を作ってらっしゃったんだけど・・・
透明な飴はあまりにも細すぎて・・・写ってませんでした^^;★

渋皮栗とチョコレートを飾り、粉糖をふって綺麗にお化粧したところに
その飴細工のお帽子をふうわりとかぶせて・・・
繊細で儚そう・・・高さが倍くらいになっちゃいましたね。
そこにさらにナイフで金粉をデコレートするシェフ。
絞りたてモンブランのアントルメ☆アルチザン・イタバシ_e0120402_1554424.gifあらっ、金粉の重みで飴細工が崩れてしまいそうに・・・
ひとつ、ひとつ、息をのむ瞬間が続きます・・・

・・・って^^;
このあたりではたと気付いたんだけど・・・
カウンターにへばりつきで、シェフの作業にカメラを向けている
いい大人がひとり、ふたり・・・(◎◎)
他のお客様はどう思ってらっしゃったことかしら^^;




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さぁ、いよいよ完成です(*^^*)/
そ~っと、そ~っと店内へ。
やはり店内でいただくのがベストな状態なんだろうなぁと痛感です☆

背の高い、素敵なフラワーアレンジメントをバックにしても
一歩もひけをとることのないほど存在感のある、アントルメ!

飴細工が萎んできちゃうので、早く写真を撮っていただかなくっちゃ!
絞りたてモンブランのアントルメ☆アルチザン・イタバシ_e0120402_156523.gifと思っても、皆さん見惚れてしまって・・・
創作過程から拝見させていただくと、愛おしさもひとしおです(*^^*)☆
本と、オブジェとしてこのままいつまでも見つめていたい気分・・・




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キラキラの繊細な飴細工を外すと・・・
は~っ・・・また溜息がもれちゃいます(*^^*)
なんて自然な風合いの渋皮栗の色合いなのかしら。

イタバシさんでは、栗の中身もお店で手作業で取り出されているために
渋皮が少し混ざることもあり、このような渋めの色合いに仕上がるそう。
周囲にごろんと飾られている、大粒の渋皮栗・・・
こんなに立派な栗を使われているんですね~♪




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カットしようとすると・・・
マロンクリームがはらはらと、ほどけるように崩れてしまって・・・
この出来立ての繊細なテクスチャーが、
美味しさの最大の秘訣なんですね(*^^*)♪

土台はかなり大きいサイズの厚みのあるメレンゲ。
焼き色からも想像されるとおり、かなりしっかりと焼きこまれていて
カリッ、ザクッ・・・ほろ苦くて、香ばしい~
でも瞬間に、お砂糖に戻るようなサラサラとした儚い口溶け。
こんな風に大きくても、最高の食感を保つように焼かれるには、
きっと相当の技術を要するんでしょうね。
トッピングのパフのような、結城メレンゲとは全く異なる食感♪

モンブランをアントルメにすると、どうしてもバランス的に絞りたてモンブランのアントルメ☆アルチザン・イタバシ_e0120402_15112361.gif
シャンティの割合が大きくなり、
ちょっぴり苦手意識があるんだけど・・・
こちらのシャンティは無糖で、とっても口溶けがいいわぁ♪
メレンゲ、シャンティ、マロンクリームと時間差で口溶けていくので
最後には和栗の香りの余韻がふうわり・・・

やさしい風味と同時に、凛とした清清しさも感じられます。

シャンティにも渋皮栗がごろごろと贅沢に入っているので
一見、シャンティの割合が多いように見えるけど
実は栗率がかなり高いのかも?!

う~ん、でも・・・
和栗のモンブランってなんでこんなに心癒されるんでしょうね(*^^*)♪
本とに短い季節しかいただけないという特別感も
より魅力をUPさせるのかしら☆

そして・・・毎年風味と香りが少しずつ異なることも!
今年は、去年に比べて栗の風味が濃厚で
少しお芋っぽい味がする気が・・・というのが皆さんの一致した意見なんだけど・・・

結城・・・東京の方にとってもちょっぴり遠く感じられるのかしら?
絞りたてモンブランのアントルメ☆アルチザン・イタバシ_e0120402_15145561.gifでも、是非是非、創作過程をライブで楽しんで
出来立ての美味しさをお店で味わっていただきたい
スペシャル・モンブランのアントルメでした(*^^*)☆
年に1度しか味わえない貴重な機会だし、是非年中行事に!

板橋シェフをはじめ、スタッフの皆さんもお話がお好きで
本当に温かい方ばかりで・・・
素敵な感動を、本とにありがとうございました。


後ろ髪をひかれつつ・・・次は宇都宮のクロッシュへ!

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店名:ARTISAN PATISSIER ITABASHI(アルチザン・パティシエ・イタバシ)
住所:茨城県結城市結城城ノ内8782-5
電話:0296-34-0070
定休日:月曜日
営業時間:10:00~19:00

by yukichocolat | 2007-10-13 00:00 | sweets(関東その他)