焼きタルト三昧☆ブロードハースト
京都スイーツツアーの翌朝は、まずブロードハーストさんへ!
ブロードハーストさんは、生菓子より断然焼き菓子派の私(*^^*)♪
スコーンを買いに行くというお友達のお供のはずが
ついつい、こんなに買い込んじゃうことに・・・
シェフのピーター・ジョンさんが、子供の頃に食べたイギリス伝統菓子の
記憶をたどり、アレンジを加えた焼きっぱなしタルトの数々。
一度いっぺんに食べ比べてみたかったんです^^;
メイズオブオナー
イギリスで600年前に作られていた、チーズケーキの原型?!
ともいわれているお菓子。
チーズ風味のエッグタルトっていう感じかしら。
サクッ、はらっと軽やかな食感のフィユタージュに
レモン風味のカッテージチーズベースのアパレイユを流して。
アパレイユの底に薄く敷かれたアプリコットジャムは
ピーターシェフのアレンジなんですって。
レモンとアプリコットの酸味が、爽やかに効いています!
このメイズオブオナーは、ヘンリー8世と
侍女出身の2番目の王妃アン・ブーリンが好んだ宮廷菓子で、
そのレシピは鉄の箱にしまわれ門外不出とされていたそう。
アン・ブリンが他の侍女たちと好んで食べていたのがこのお菓子で
この侍女たちを“メイズ・オブ・オナー”と呼んだので
お菓子のネーミングに使われたんですって(*^^*)♪
宮廷で好まれたお菓子なのに、こんなに素朴なビジュアルだなんて!?
今もロンドンの王立植物園そばにある「ニューエンズ」では、
オリジナルのレシピで作られる、メイズ・オブ・オナーが食べられるそうですよ。
伝統菓子って、エピソードを辿るのも楽しみのひとつですよね(*^^*)☆
ベークウェルプディング
イギリスベークウェルの地方菓子。
サックサクのタルト生地が美味しい~(*^^*)/
自家製のフランボワーズジャムの上には
スペイン産のアーモンドの香り高いプディング。
まるで濃厚なプリンタルトをいただいているみたい♪
アーモンドプードルが入っているので
こんなにむっちり、しっとりとした口あたりなんですね。
自家製のフランボワーズジャムの、滋味深い酸味がGood☆
4種類の中で、これが一番好みだったかな~♡
アップルクランブル
林檎のコンポートの上に、サクッ、ほろっとした
食感のクランブルをた~っぷりトッピング!
大きな角切りの紅玉は、程よい酸味がキュン♪
バターの甘く薫り高いクランブルとのハーモニーがいい感じ。
ルバーブやベリー系がプラスされたら
もっとメリハリが効いて美味しいかも~(*^^*)/
リンツァータルト
シナモンを効かせた生地に、自家製のプラムジャムをたっぷり。
リンツァーっていうとフランボワーズジャムのイメージがあるので
プラムってちょっと意外?!
しかも、ちょっと想像していたリンツァーとは違ったかな。
私の中ではリンツァーっていうと、色んなお菓子のクラムを集めて
シナモン風味を効かせた、生地メインのお菓子というイメージがあるんだけど
こちらのリンツァーは、生地よりもジャムがメインになっている感じ。
私はジャムがあまり得意ではないので
1個食べるには、ちょっと甘めだったかな★
でも、こんなにたっぷりのジャムが重ねられているのに
タルト生地はサックサクのまんま。
やっぱりブロードハーストさんでは、
焼きっぱなしタルトに魅かれちゃいます(*^^*)☆
店名:BROADHURST'S (ブロードハースト )
住所:大阪市中央区玉造2-25-12
電話:06-6762-0009
定休日:月曜日
営業時間:10:00~19:00
by yukichocolat | 2007-12-03 00:00 | sweets(大阪)