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パリの街角にデジャブ☆ブロンディール -2

ブロンディール -1



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サントノレはキャラメルクリームが好きなので
シャンティのものをセレクトするのは珍しいんだけど・・・
タルトものも、と~っても悩みました~★





パリの街角にデジャブ☆ブロンディール -2_e0120402_14364926.gifサントノレ
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TOPにプチシューがのっていない
古典的で美しいバランス!

こちらはシブーストのキャラメリゼよりもやや厚めで、
バリンと甘くほろ苦いテイストが、パリの街角にデジャブ☆ブロンディール -2_e0120402_14401659.gif
甘味もミルキー感も控えめなシャンティに
エッジの効いたアクセントを添えています!

こちらも土台のシュー生地はサックリ軽やか!
ふうわりとシャンティを受け止めるやさしいテクスチャー。
でも、しっかりキャラメルがけされたプチシューと一緒にいただくと
“サントノレ”という輪郭がくっきりと浮かび上がってくるんですね(*^^*)♪

藤原シェフのおっしゃる“菓子が持つ意味を尊重する”という意味が
この数点をいただいて、少し分かった気がしました。
どこかひとつのパーツだけが突出するのではなく
お菓子全体を一緒にいただいてこそ
初めて描き出される風味と食感のバランス☆
まさに計算しつくされた美味しさなんですね(*^^*)♡





パリの街角にデジャブ☆ブロンディール -2_e0120402_14403163.gifタルト オランジュ

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ある意味、このタルトが一番衝撃を受けたかも☆

タルトものは、ショコラ系やベリー系と色々あったんだけど
クラシカルなフォルムと、オランジュの艶やかさに魅かれて(*^^*)☆
でもこのセレクトは大正解!

サックリとしたタルト生地の中には、たっぷりのオレンジクリーム。
でもこのクリーム・・・パリの街角にデジャブ☆ブロンディール -2_e0120402_14431724.gif
なんだかクリームチーズのような、まったりと濃厚な酸味が!
オレンジ風味のチーズタルトだったのかしら?
と思ってうかがってみると、
チーズは使われていないクレームとのこと。
え~・・・不思議★ このまったりとした口あたりはなんなのかしら?

チーズのような濃厚な酸味に、オランジュのフレッシュな酸味がプラスされて
後味はすっきりキレがいいので、全く重くないんです♪
オレンジのゼストがたっぷり1本トッピングされているのも
爽やかなテイストをプラスしてくれて、魅力的☆

タルト生地の内側にショコラが塗られているのも、
ちょっぴりビター感を添えるアクセントになっています。




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時節がら、ガレット・デ・ロアが場所を占めてしまっていたので
この日は焼きっぱなし菓子は少なめだったそう・・・

マカロンやキャラメル、ヌガーなどのコンフィズリーも充実!

パリの街角の、駄菓子屋さん風の雰囲気もかもしだしています。
埼玉の子供がコインを握り締めて買いにきたら・・・
お洒落すぎてビックリしちゃいますね^^;
でもご近所の老夫婦が、ひとつずつ説明を聞きながらパリの街角にデジャブ☆ブロンディール -2_e0120402_14445633.gif
楽しそうに購入されていて、とっても微笑ましかったですよ(*^^*)

2007年の12月には、大宮駅のエキナカ「エキュート」に
コンフィズリーを主力商品に据えた支店も出店されたんですって!
これを機に、コンフィズリーの魅力が
多くの方に広まっていくと素敵ですね!



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一番小さなサイズのガレットを購入して、
二人なら、フェーブが当たる確立は1/2!ってのぞんだんだけど・・・
フェーブは入っていなかったみたい(泣)
でも、バターの香り高く、サクッと軽やかで美味しかったです(*^^*)♪


後にパリセヴェイユさんのデザートコースの会が控えていて
プチ・ガトーはテイクアウトできなかったので
今回はお外のテラスでイートイン(イートアウト?)♪
道を挟んだ向こう側は、日本一安いと謳っている
700円/1日のパーキング^^;
普通にご近所の方が自転車で通る路面なんだけど
なんだか不思議とパリジェンヌ気分になれるんですよね(*^^*)♪

初対面だったのに、シェフもわざわざテラスに出てきてくださってパリの街角にデジャブ☆ブロンディール -2_e0120402_14495334.gif
1時間ちかくもおしゃべりを!
(普通の私だったら、こんな寒さのなか1時間は耐えられないんだけど
 美味しいお菓子とシェフの楽しいお話があれば何時間でも^^;)

シェフのお話によると・・・
なんと昨年の8月に、ジャン・ポール・エヴァンさんが来店されたんですって!
パリで、料理通信の「パティシエ100人」の記事をご覧になられて
来店を決められたそう。

OPENされてすでに3年・・・
今までは、メディアへの露出をほとんどされていなかったのに
この一つの記事がきっかけで、たくさんのスイーツ好きな方々が
集う場所に・・・素晴らしいですね☆

シェフはほとんどお店のある一画から出られないそうなんですが(笑)
同じ埼玉ということで、アルカイクの高野シェフや、
アルカションの森本シェフとは交流があるそうです。パリの街角にデジャブ☆ブロンディール -2_e0120402_14492540.gif
今後はサロンを併設したお店を持つのが夢で、
その時は、今の場所にはこだわらないということだったので
もう少し都心に近くなるかもしれませんね(*^^*)/

初めは口数の少ないシェフなのかしら・・・・と思ったけど
実はとってもお話好きな藤原シェフ♪
お店の素敵なシャンデリアや内装の数々は、
ご自分でパリの市で購入して、持って帰ってこられたんですって!

こんな場所にパティスリーが?!と思う
今の場所にあるからこそ、シェフとのお話をゆっくり楽しめるのかも・・・
と思うと今のままの方が・・・と複雑な気持ちですが、
池袋から30分という近さですもの。
次は伝承の味、エクレール・カフェやショコラ系をいただきに行きたいな!


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店名:ブロンディール
住所:埼玉県富士見市勝瀬1268
電話:049-278-7621
定休日:不定休
営業時間:10:30~20:00

by yukichocolat | 2008-01-25 00:00 | sweets(関東その他)