お口の中で七変化☆京都生ショコラ
オーガニック素材にこだわるお店、京都生ショコラさん。
以前は生チョコレートは通信販売のみだったのですが、
現在は、平安神宮の程近くにある
築100年以上の町屋を使ったこちらのカフェで
イートインすることもできます。
最近京都には、こんな風に町屋を改装したお店が多いので
贅沢なことながら、慣れてきちゃった感もあるけど・・・
同じものをいただいても、この雰囲気の中でいただくと
なんだか一層美味しい気が・・・空気感が違うんですよね(*^^*)♪
お店の風情ある佇まいもとっても素敵なんですが・・・
さらに窓の外には、静寂に包まれた素敵な雰囲気のお庭が!
緑を愛で、水禽窟の音色が響く、五感を癒される空間♪
緑に囲まれた、お外のテーブルでもいただくことができるそうなので
温かくなったら是非また訪れてみたいなぁ。
あまりにも居心地がいいので、皆さんついつい長居になってしまわれるそう^^;
シェフの中西さんは、ホテルオークラ東京で9年、
NYのアメリカ総領事館で4年、
料理のシェフとして腕をふるわれた経験の持ち主。
このNY時代に、お料理の最後に出すデザートを食べられる時の
お客様の笑顔とリアクションがとても印象的で、
デザート作りの面白さに目覚められたそう☆
特に生チョコレートは、他のデザートのように
華やかな美しさはないものの、
シンプルながらとても美味しい!
というギャップに惹かれたとのこと。
その後NY時代に知り合われたカナダ人の奥様、シェリーさんが
手漉き和紙などの日本の古典文化に憧れを
抱いてらしたこともあって京都へ移住。
シェリーさんが何度も何度もお願いした熱意が通じて
こちらの町屋でカフェを開かれることになったそう。
奥様のシェリーさんは本当に可愛らしい方で
シェフが生チョコレートを用意してくださっている間に
シェフの経歴や、お店への想いを愛情い~っぱいに
語ってくださったのですが・・・
まるで流れるような、美しいメロディを聞いている感じ(*^^*)☆
それもそのはず!
シェリーさんはシンガーソングライターであり
子供の本の作家でもあるんです。
生チョコのパッケージのイラストも、シェリーさんが描かれているそう。
決して流暢な日本語ではないんだけど・・・不思議と心癒される、
本当に愛らしいという言葉がぴったりのシェリーさん(*^^*)♡
こちらでいただける生チョコは3種類。
ドミニカ産のカカオやブラジル産のオーガニックシュガーを使用。
“スタンダード”はオーストリアのハーブリキュールを効かせた
まろやかで誰からも好まれるテイスト。
“抹茶”は、スイスカルマ社のホワイトチョコレートをベースに
一保堂の抹茶をブレンド。抹茶のほろ苦さと
ホワイトチョコレートのコクのある甘みのハーモニーが魅力的。
“オーガニック”はカカオのビターな香りを生かすため
沖縄の黒糖焼酎とを使用。濃厚な味わいに。
オーガニックにこだわられた珈琲も、
穏やかな美味しさがじわじわと広がります。
実は私・・・生チョコってあまり得意じゃないんです★
お口の中に残る、あのねっとりとしたミルキー感が苦手で・・・
でも、ひと口いただいてビックリ(*^^*)☆
いただく5分前までは、冷凍保存がポイントというこちらの生チョコは、
お口に含むとひ~んやりと心地よい口あたり。
空気をたっぷり抱きこんでいるので、
次第にふわっと泡雪のようにとろけて、なめらかに広がり、
濃厚でコクのあるカカオの薫りがスーっ・・・
そして後口はさらりと、驚くほど爽やかなんです(*^^*)♪
お口の中で七変化する、不思議なテクスチャー。
生チョコの概念が覆された一品です☆
生チョコ以外にも、ケーキ等のスイーツや
シェフご自慢の和牛ビーフシチュー等のランチメニューもいただけます。
もともとお料理を作られてらしたシェフなので
このシチューがまた、かなり美味しいらしいんです!
これらのメニューをいただくと、生チョコがお味見で
つけていただけたりもするみたいですよ♪
生チョコレートは、お取り寄せもできますが
是非こちらの店内で、五感を癒されながらいただいてほしいなぁ・・・
時の流れを忘れられる・・・素敵な空間です☆
シェリーさんとも是非お話してみてくださいね(*^^*)♡
店名:京都生ショコラ Organic Tea House
住所:京都市左京区岡崎天王町76-15
電話:075-751-2678
定休日:月・火曜日
営業時間:12:00~17:00
by yukichocolat | 2008-02-10 00:00 | sweets(京都)