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ベック・ルージュ☆Lastweek -2

[ベック・ルージュ☆Last2週 -1]
[ベック・ルージュ☆Last2週 -2]
[ベック・ルージュ☆Lastweek -1]


e0120402_14151461.gifショコラ・ピエモン

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まったりと濃厚なムースショコラの中には
さらにどっしりと重厚なフォンダンショコラ。
土台には、キャラメリゼされたノワゼットがふんだんに入った
し~っかりと焼きこまれたメレンゲ。

山口シェフのショコラ系は、甘味、苦味、酸味のバランス、
濃厚ながらキレのよいテクスチャーが素晴らしく、
いつも背筋にビビッ☆と電流が走ったかのような感動を覚えるんだけど・・・
まだこんなに素晴らしいホームランバッターを隠してたんですね~。
(私がめぐり会えてなかっただけ?!)

ショコラ×ノワゼットと言えば・・・
シェフご自身がとても大切にしてらっしゃるお菓子
ノワゼッティーヌがまず頭に浮かぶけど・・・
私はショコラメインの、このショコラ・ピエモンもかなり好きかも(*^^*)♡

中心まで茶色になるほどし~っかりと焼きこまれたメレンゲは、
カリッ、サラサラ~♪
この食感と口溶け・・・
はじめていただいた時には本とに驚愕しました(*^^*)☆
落雁のような繊細な甘味に、キャラメリゼされたノワゼットの
香ばしさとほろ苦さがプラスされ、
土台にしておくには勿体無い、贅沢な美味しさがお口いっぱいに広がります。

ムースショコラ×フォンダンショコラの
風味と口溶けのコントラストも秀逸☆
こんなに濃厚なのに、全く口中に残ることのないキレのよさ、
そして、夏でもこんなにスーっと身体に
溶け込んでいっちゃうような魅惑のテクスチャー。
最後にこんな、KINGの風格漂うショコラ系をいただけて幸せ(*^^*)♡




e0120402_145130100.gifパッション・ショコラ

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八角風味のムースショコラと
パッションフルーツの翻るような香りの絡み合い。

TOPのパッションのソースのキュンキュン♪と響き渡る
シャープな酸味が衝撃的な一品。

パッションのムースは、バター+果汁に軽い食感になるように
メレンゲをプラスされているので、
お口に入れるとシャンティよりも口溶けの速度が速く、
スッと溶け消えていきます・・・
一瞬にして溶けちゃうので、酸味&香りが一気にパッと弾け飛ぶんですね!

アニス風味のムースショコラは、
パッションのムースとは対照的な、やわらかくてまろやかな食感。

パッションよりも早くとろけていき、
アニスの残り香をふうわりと漂わせながら、
パッションがとろけてくるのを待ち受けています・・・

アニスとパッションが絡まりあうエレガントな香りの余韻・・・
いつまでもこのアロマに包まれていたいと思わせる贅沢な時間・・・
今まで未体験の、鮮烈な甘味・酸味・苦味の
三重奏を心ゆくまで堪能できます(*^^*)♪

そして最後に、ザクッザクッと響くココナッツのダックワーズ。
まった~りとした食感にまどろみ、夢見心地になっていた私を
現実世界に引き戻してくれた存在。

それぞれのパーツが、しっかりとした輪郭をもち、
個々の風味を主張しつつも、お口の中で渾然一体となり、
洗練されたエレガントなテイストにまとめあげられていく・・・
計算しつくされたマリアージュ☆


はじめてこのお菓子をいただいた時は、
冷蔵庫から出した直後で、まだちょっと固かったのですが・・・
このお菓子はシェフのご指示通り、10~15℃で。
冷蔵庫から出して10分くらい涼しい所に置いて
クリームをちゃ~んとなじませた状態でいただいてこそ、
麗しの酸味&香りがパッと花開く、
最高に美味しい瞬間を体験できるんですよね(*^^*)☆

爽やかで苦みばしった酸味のムースに
とろ~りとした濃厚な甘味と酸味のパッションソース。
「京都ではうちだけでしか味わえません!」と
シェフがおっしゃるのも納得の超個性的で本格的な味わいと口溶け。
(京都・・・もっと範囲を広げてもいいですよね!)
意外にも、日本の素材に合った技法なんだそう。

シャンティといい、ムースといい・・・
この素晴らしいテクスチャーを描き出す山口シェフの技法。
その真髄を、一度詳しくおうかがいしてみたいなぁ・・・




e0120402_15442841.gifブランマンジェ

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ふるふる、ゆるゆるのブランマンジェに
なみなみのキルシュの薫り高いカスタードソース。

ブランマンジェは、山口シェフらしくしっかりとアーモンドの香り。
グラスに入れるにしても、限界のゆるゆる感。
トゥルルンとなめらかで涼やかな喉越し。
このブランマンジェだけでも杏仁豆腐とは一線を画する
お洒落な口あたりなのに・・・

さらにエレガントな薫りを惜しみなく放つカスタードソース。
このソースだけいただくと、クラクラッツ・・・★
でも不思議な魔力にスプーンが止まらないんですよね^^;
山口シェフの手にかかると、クレーム・キャラメル(プリン)も
ブランマンジェも、驚くほど大人テイストに変身しちゃうんです!


最後の1個まで食べ終わって・・・この淋しさはなんなんでしょう・・・
1年後にはパワーUPして、帰ってきてくださるって分かっているのに・・・
よく考えてみると・・・私はまだ足繁く通っているお店のシェフの方が
別のお店に移られたり、独立されたり、
長期間お店を休まれたりするという場面にあまり遭遇していないのかも・・・
でもお若いシェフの方々は、これからどんどん新天地に向けて
羽ばたいていかれるはず。
笑顔で応援団をつとめなくちゃダメですよね!

リニューアル後のベック・ルージュさんは(店名も変更されるかも?!)
平日も数日間は営業し、サロンも併設されるとのこと(予定)
山口シェフが一番されたかった、デセールも手がけられる(予定)ということで
再オープンが待ち遠しいですね(*^^*)♪
先月私が通っていたデセール ドゥ ラ プライム2008
デセールのことも聞かれたので、今度ゆっくりお話してみますね。


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ベック・ルージュさんは、2008.6.30から約1年間
リニューアルに向けて休業されます。
リニューアル後の詳細が決まられたら、またお知らせさせていただきますね。

店名:ベック・ルージュ
住所:京都府京都市左京区一乗寺花ノ木町21-3
電話番号:075 - 706 - 5085

by yukichocolat | 2008-07-07 00:00 | sweets(京都)