モンプリュさんの桃スイーツ☆
フルーツがそのままトッピングされたようなお菓子は
ほとんど見られないモンプリュさんのショーケースにも、
夏はフレッシュなフルーツを使ったお菓子が顔を並べます。
(もっと早くレポしたかったのですが・・・)
それというのも、毎年林シェフが和歌山のフルーツ農園に
直接足を運ばれて、美味しいフルーツを見つけてこられるからなんです。
桃は和歌山の西正男さんの桃園より。
プライスカードには、西ご夫妻の顔写真も貼られています。
生産者の顔が見える安心な素材を使いたいという想いは
スイーツ界でも同じなんですよね。
モンプリュさんで桃といえば、このお菓子!
今年はちょっぴりカジュアルなビジュアルに。
初めていただいたときは、ビジュアルを裏切る大人テイストにびっくり!
桃そのものを使わずに、ここまで桃を表現しているお菓子は初体験でした。
でも今年は、この2年間のペシュペシュとは少しフォルムチェンジしてる?!
去年までのTOPは、桃テイストのピンク色のジュレだったんですが、
今年はフランボワーズのシュトロイゼルがごろんごろん♪
といわけで、今年はこんな層構成に・・・
・松の実のダコワーズ
・白桃のブールのムース
・白桃のムース
・白桃のジュレ
・桃のリキュールをたっぷりアンビベしたジョコンド
・白桃のムース
・ダックワーズ
・フランボワーズのシュトロイゼル
ペシュペシュをいただくときは、裏面確認も必須です。
今年もちゃんと松の実がくっついてますね(笑)
ムースのやや濃い目のピンク色は、ピューレの具合によるそうで、
先日は、もう少し大人しい色合いに変化していました。
林シェフは、常にお菓子を進化させることを考えてらっしゃるので、
同シーズン中でもマイナーチェンジを繰り返されるのですが・・・
このぺシュペシュの変化には、私もびっくりでした。
香り高い桃のリキュールの甘くやさしいヴェールに
包み込まれるエレガントな淑女から、
シュトロイゼルがカリン♪と響くチャーミングな少女へ。
個人的には、桃の香りに酔いしれてしまう感覚が好きだったので、
(モンプリュさんのお菓子の中で2番目にお酒が効いているそうなので・・・)
去年の桃色グラデーションバージョンも、もう一度食べてみたいかなぁ。
ジュレ・ペーシュ・マント
去年は、ババやマロンのグラススイーツが登場しましたが
今年は桃のグラスものが登場しています。
間接照明の下のテーブルでは、どうしても綺麗に撮れなかったので
ショーケースの中のお写真を。
白桃のコンポートのまわりにはミントのジュレ、
上には、コンポートのシロップが泡状にしてのせられています。
ピンクのやさしい色合いが、桃のイメージにぴったりですね。
ミント系のお菓子って、私の中では好き嫌いが分かれるところなんですが・・・
このジュレは、かなりフレッシュな爽快感!!!
でも人工的ではなく、可愛らしいミントの葉っぱが
目に浮かぶようなナチュラルなミント感です。
(あっ、あのお庭で育ててるミントを使われたのかしら?!)
ミントの爽快感は結構強いんですが、
桃のほんわりとやわらかな甘みを殺すことなく
ワンテンポおくれて、COOL感をプラスしています。
緑に囲まれた小川のせせらぎの中でしっかりと冷やされた
瑞々しい桃をいただいているような感じかな。
この桃は、白桃、レモン、お砂糖、水のみでコンポートされているそう。
皮も一緒に入れられているので、香りが芳醇なんですね。
今年は、このコンポートにちょっぴりリキュールを加えた
コンポート・ド・ペーシュも登場しています。
写真は新顔のトマトちゃんと一緒に!
店名:patisserie mont plus (パティスリー・モンプリュ)
住所: 兵庫県神戸市中央区海岸通3丁目1番17号
電話番号: 078 - 321 - 1048
営業時間: 10:00~19:00
定休日: 火曜日
by yukichocolat | 2008-09-04 00:00 | モンプリュ